受水槽清掃はなぜ年1回必要なのか


## ~安全な飲み水を守るための大切なメンテナンス~

マンションやオフィスビル、商業施設などで利用されている受水槽は、多くの人が利用する飲み水を一時的に貯める重要な設備です。

普段は見る機会が少ない設備ですが、安全な飲料水を維持するためには定期的な清掃が欠かせません。

水道法では、簡易専用水道の設置者に対し、受水槽を毎年1回以上清掃することが求められています。

今回は、受水槽清掃がなぜ必要なのかについて解説します。

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## 受水槽の中は常にきれいなのでしょうか?

「水道水が入っているのだから汚れないのでは?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、受水槽の内部では長期間の使用により、

* 水中の微細な沈殿物
* 配管由来のさび
* 砂やほこり
* 水あか

などが少しずつ蓄積することがあります。

また、設備の劣化や周辺環境によっては、思わぬ異物混入の原因となることもあります。

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## 清掃を行わないとどうなる?

清掃を長期間実施していない場合、

### 水質悪化のリスク

沈殿物の蓄積や設備の劣化により、水質へ影響を及ぼす可能性があります。

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### 異物混入のリスク

マンホールの不具合や防虫設備の劣化などにより、

* 昆虫
* 小動物
* 落葉
* ごみ

などが侵入する可能性があります。

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### 設備異常の発見が遅れる

清掃作業では、受水槽内部の状態を直接確認します。

そのため、

* 内部の劣化
* 防水材の損傷
* 配管の異常
* 水槽部材の不具合

などを早期に発見する機会にもなります。

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## 清掃時には何を行うの?

一般的な受水槽清掃では、

### ① 排水

水槽内の水を抜きます。

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### ② 内部洗浄

壁面や底部に付着した汚れを除去します。

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### ③ 消毒

水槽内部を消毒し、衛生的な状態へ戻します。

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### ④ 点検

設備に異常がないか確認します。

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### ⑤ 給水再開

安全を確認した後、給水を再開します。

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## 清掃と検査は違います

受水槽清掃と簡易専用水道検査は混同されることがあります。

しかし、それぞれ目的が異なります。

### 受水槽清掃

受水槽内部を衛生的な状態に保つこと

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### 簡易専用水道検査

受水槽の管理状況や水質状態を第三者の立場で確認すること

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どちらも安全な飲み水を守るために重要な役割を担っています。

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## 小規模受水槽水道も定期管理が大切です

神奈川県では、有効容量10㎥以下の受水槽についても「小規模受水槽水道」として適切な維持管理が求められています。

規模の大小に関わらず、飲み水を貯める設備であることに変わりはありません。

利用者が安心して水を利用できるよう、定期的な清掃と点検を行いましょう。

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## まとめ

受水槽清掃は、

* 水質悪化の予防
* 異物混入の防止
* 設備異常の早期発見
* 安全な飲み水の確保

のために実施されています。

受水槽は建物利用者の健康を支える重要な設備です。

安心して利用できる飲み水を維持するために、毎年の清掃を確実に実施しましょう。

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## 神奈川県内の受水槽に関するご相談は神奈川県貯水槽協会へ

一般社団法人神奈川県貯水槽協会では、

・簡易専用水道検査
・小規模受水槽水道検査
・受水槽に関するご相談

を神奈川県全域で承っております。

受水槽の維持管理についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。